top of page

平成28年度 研修会が開催されました!

平成29年2月19日(日)13:30~15:30まで。仙台市市民活動サポートセンターにて平成28年度研修会が開催されました(50名参加)。 今回は『認知症をもつ「人」として理解するパーソン・センタード・ケア』について、石原哲郎先生(医療法人社団清山会)と森川美代子先生(おはなしの風)の講義がありました。 ★まずは『全力でじゃんけんをする』というアイスブレイクから始まりました。一気に隣の人と仲良くなれる不思議さを実感。そして石原先生のユーモアある口調と人柄に魅力を感じました。 講義ではパーソン・センタード・ケア(PCC)とは「本人が自分の価値を感じられる状態」へ援助するケアということ。... PCCの定義には①Valuing(あらゆる人々の価値を認めること)、②Individual(個人の独自性を尊重すること)③Perspective(その人の視点に立つこと)④Social(相互に支え合う社会的環境を提供すること)の考え方がること。 認知症に対する文化について(オールドカルチャー・ニューカルチャー)。 本人が求めている心理的ニーズとは何か(くつろぎ、自分が自分であること、愛着・結びつき、たずさわること、共にあること)。 本人の価値を低める行為とは何か(悪性の社会心理)。 認知症ケアマッピング等について学びました。 そして講義の合間には森川先生のコンサートリーディング(音楽に合わせて絵本を読む)があり、心地よい音楽が流れ、優しいテンポの語り口に想像の世界に引き込まれました。 絵本や手紙の「言葉や文字以外に隠されたその人の思い、伝えたいこと」についてゆっくりと考えることができました。 ★参加した方からの総合的な感想では『改めて認知症ケア専門士としての理念を振り返ることができた』『自分自身のケアを見つめ直すことができた』等の内容がほとんどであり、講義の理解度4.4点(5点満点)、満足度4.5点(5点満点)と大変好評だったように思います。 ★事務局より御礼:皆様のご協力により、本年度の研修を終えることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。そして次年度はさらに皆様のニーズにお応えできるような研修企画、運営をしていきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。

タグ:

タグ
bottom of page